2008.09.04(木)
3カ国、合計6泊の間、自炊をして常にお腹フルチャージとなった私の体は今や一回り・・・2回り大きくなり。
カリブ海で太りすぎた・・・
最早“カリブト”となった私のこの逞しい体を引き連れて、狙う次の標的はドミニカだ。
ちなみにカリブ海にはドミニカが2つあり、一つはカリブ海中央に位置するドミニカ共和国、そしてこのドミニカである。
ここへのアクセスは最初からケチがついていた。
まずこのドミニカには国際空港が2つあり、一つは首都のロゾーにちかいキャナフィールド、そしてもう一つは首都のロゾーから島の対角、車で一時間ちょっと離れたメルビルホールの2つである。
私は首都狙撃手であり、首都へのアクセスを考えこの首都に近いキャナフィールド行きのチケットを抑えていたのだが3週間ぐらい前にネット発券したLIATという航空会社からメールが入り、9月からはキャナフィールド発着がなくなりメルビルホールのみになり、また島を結ぶフライトもそれまであったダイレクト便がなくなり、コネクションフライトと面倒なことになっていたのだ。
セント・ルシアを出発して先ずはバルバドス、そしてその後ドミニカの予定が天候のせいかなにかしらないがアンティグア・バーブーダに飛びそれからドミニカと隣の島であるにもかかわらず3度のフライトを経ての到着となったのだ。
到着したメルビルホール
メルビルホールの空港はとてもショボイ・・・
私は入国の手続きを済ませて空港の外に出る。
首都までのトランスポートを探さなければならない・・・
早速発見したのはミニバスタイプの物、値段を聞いてみると25US$(2800円ぐらい)・・・
これは少し高い、空港でフライトを待ち受けるタクシーやミニバスが高くなるのはまあ常識と言っていいが・・・
もっと安い交通があるはずだ。
タクシーにも確認してみると「一人でプライベートで使うなら75US$、シェアなら25US$」
ということだ・・・んっ???
そう言えばさっきのミニバスは8人から10人は乗れそうだが・・・
もう一度値段を確認すると「25ドル・・・」
まっ待て・・・
仮に一台で向こうに行くのに75ドルで十分儲けがあるとする・・・
そしてミニバス・・・一人25ドルで8人乗ったとしよう・・・
そうすると金額は200ドル・・・・
儲けすぎじゃ・・・
私は少し怪訝に思い、公共バスはあるのかと聞くと「幹線道路に出ればあるが今日は遅いからもう無い」という答えだ・・・
「うーん・・・」
私がなおも悩んでいるとタクシーが一台寄って来る
「俺は25ドルで行ってあげるよ」
との事だ。
「うーん・・・」
でもミニバスに乗って一人25ドル、そしてこのタクシーに乗って25ドル・・・
さらにこのタクシーは私が一人乗れば他を乗せずに出発すると言って来ている・・・
ということは・・・
「25ドルで元がとれるんじゃ・・・」
私は半信半疑ながら、もう面倒になり彼のタクシーに乗ることにする。
彼のタクシーは私を乗せると速攻で出発。
途中2人拾ったものの市内について彼らが下りた時には料金を受け取らず、私から25US$受け取っただけだ。
空港から首都まで、交通機関がなんであれシェアで25ドルというのがどうやら彼らのルールらしいが・・・
それにしても最低25ドルで元が取れるのならもっと安く出来て当たり前なのに気に入らない・・・
翌日私はロゾーを観光する。
泊まったゲストハウスからの街並、そして市内の通り
海沿い、そして郵便局の中にあった壁絵
教会とその中
何と行っても最大の見所は「Bus under bomboo tree」最初は何のことだかさっぱり分からなかったがハリケーンによってバスがバンブーツリーにきれいに押しつぶされている
そしてモネブルースからの景色(昼と夕方)
そして出発の日、ホテルでタクシーを頼む
私のほかに客はおらず、25ドルで空港まで・・・
一人でハイヤーしてこの値段なら納得だがこれはあくまでもシェアタクシー、他のお客がいないからたまたまハイヤーになっただけだ。
ドミニカこの空港からのタクシー
私にははっきりと分かっている。
25ドルで十分儲けを出している。
ということが・・・
そして声を大にして言いたい。
お前らシェアでこの値段は「絶対にボッタクリ過ぎだぞ!!」
と・・・